TOP > 高校留学World情報通信 > 【高校留学】高校留学するのに学校の合否はあるの?
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日本の高校に進学する際は入試テストを受けてそのスコアで合否が決まりますが、海外の高校に進学する場合は何を基準で合否が決まるのでしょうか?
今回の記事では、各国や留学スタイルに応じてどのように入学が受け入れられるのかご紹介していきたいと思います。
・カナダの公立高校での卒業留学は高校留学の中でもオーソドックス
・1年留学は日本学校に籍をおきながら海外の高校で高校留学する際に単位を引き継ぐことができる
・アメリカで高校留学ではボーディングスクールと交換留学される方が多い
・オーストラリアでの高校留学は他の英語圏よりもルールなどが厳しい。
・アイルランドの私立高校は規模が大きく広大な土地と設備が設置されている。
・ニュージーランドは高校留学費用が他英語圏よりも安く、不登校の生徒にも理解があるのでニュージーランドでの高校留学するハードルは低い。
小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で留学中に色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。
カナダの高校卒業を目指す留学で年々、このタイプで留学される方が増えてきております。カナダの公立高校での卒業留学には入試テストというものはなく、書類審査で基本的に合否が決まります。
一般的に過去2~3年間の成績証明書、出席率、英文エッセイ、人間性などで判断がされ高い英語力がなくても留学することができます。
カナダでの高校留学の大きなメリットは他国の高校留学と異なり英語のハードルがないことです。
その理由としてはカナダの高校に進学するとESLやELLなどの留学生の英語力強化クラスが組み込まれているのでカリキュラムと同時並行で英語力をしっかり身につけることができます。
とはいえ、いくら英語力がなくて合格したとしてもその状態で高校留学するとコミュニケーションや授業に支障が出るので入学前に語学学校に通うなどをお勧めします。
カナダでの1年留学は日本の高校に在籍しながらカナダの高校で単位を取得することができる高校留学タイプになります。
日本の高校をしっかり卒業しつつ、カナダの高校でも1年間の留学経験ができるので高校2年生や3年生の方から人気があります。
カナダで1年間の高校留学する際にも入試テストというものはなく、卒業留学同様で過去2年間の成績や出席率、人間性を基準で合否が判断されます。
ただし1年留学する際はカナダの高校で引き継げる科目を事前に日本の高校と確認しておくようにしましょう。確認せず学校が認めない単位を取得すると日本の高校の卒業に必要な単位に含まれないので注意しましょう。
アメリカでの卒業留学は入試テストこそありませんが過去2年間の成績や出席率などだけでなく面接や既定の英語力が求められます。
面接では生徒の入学する志願や英語でのコミュニケーション能力、人間性が見られます。また英語力に関しても英検2級、最低でも準2級の英語力が求められます。
ただ英語力が既定より低かったとしても、日本の学校での授業の取り組みや姿勢、人間性でカバーされるパターンがあります。
ただし、あくまでこれは公立高校のパターンであってアメリカのボーディングスクールへの進学される場合は、より高い英語力や日本の成績の高さ、厳しい面接を通過しなければなりません。
アメリカ高校交換留学とは、アメリカの公立高校にて単位の取得や卒業を目的とした留学ではなく1年間限定でアメリカの高校生活を通じて文化交流、国際交流を目的とした国際交流プログラムです。
交換留学は他の高校留学よりも参加基準が高くELTISというテストで規定のスコアを取得しなければなりません。
現状、ELTISの試験を1回で受かる生徒は非常に少なく、大抵の生徒は3~5回受けてやっと合格して交換留学に参加することができるのでアメリカ交換留学をご希望される場合はELTIS対策をしておくことをお勧めします。
また一般教養・常識を測るテストもあるので基本的な知識も求められます。
オーストラリアには公立高校での留学はなく私立での卒業留学のみになります。
オーストラリアの私費留学は教育レベルが高く、過去2年間の成績や面接での人間性が厳しく評価されます。
また、学校によって求められる英語力が異なり一般的にコミュニケーションからアカデミックレベルの英語力とバラバラなので学校選定の段階で確認しておくようにしましょう。
オーストラリアの高校留学もアメリカ同様で「選考審査」も合格しなければなりません。
過去2年間の成績や課題作文、願書などの書類審査から入り、ELTISをオンラインで受講し既定のスコアまで達しなければなりません。
ELTISを通過した後は高校までに習った内容が幅広く出る一般教養・常識テストを合格し最後に面接で志望動機、人間性などが定められ審査を合格すれば晴れてオーストラリアの高校留学に参加することができます。
ニュージーランドの高校は全体の96%が公立高校で残りわずかが私立校になっています。
ニュージーランドの公立高校に入学する際に英語力は求められません。
なので英語力が低い方でも過去の成績表だけで入学することが可能です。
また他の英語圏よりも留学生に対する門戸も広く不登校の生徒への受け入れにも積極的なので入学しやすいのが特徴です。
留学費用も年間あたり100~130万円ほどと他英語圏に比べると安いのでニュージーランドは日本人によって高校留学がしやすい環境になるでしょう。
アイルランドは私立高校でのみ留学することが可能です。
アイルランドの私費留学では私立高校独自の入学基準が設けられており、その独自の審査によって入学合否が判断されます。
アイルランドは英語だけでなく数学などの他科目を実施する学校も多いため、過去の成績はもちろん現在の英語力などを基に学校選定が必要になります。
アイルランドの私費留学はアメリカやカナダなどと比べると比較的に費用を抑えて高校留学することができますが定員数がすぐ埋まってしまう傾向がありますので、なるべく余裕を持ってカウンセラーに相談するようにしましょう。
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